オフハウス小金井店、「もったいない市」格安販売に客足増
2020年04月19日
イチオシ集客
『オフハウス小金井店(東京都小金井市)』は「もったいない市」を定期的に開催している。従来は業者に引き渡していた商材の一部を格安で販売に回した。独自の工夫点が親しまれ、客数が増えている。
多い日には50名近くが集まる
食器や雑貨がメイン
開始前に30人が並ぶ
同市で陳列されるのは主に店舗で売れなかったり年数が経過しすぎたもので、商品単価は100円と300円と500円に分かれ、食器や雑貨など小物がメインだが他にも家具家電や服飾やぬいぐるみなど多岐にわたっている。
開始前には30人近くが列を作って待つほどの盛況ぶりで、主婦や高齢者などのリピーターが多く、電話で開催日を確認するほど熱心な客もいる。
学園祭のような手作り感
段ボールの値札や再利用した紙袋
同催事が親しまれる理由の一つとして橋本英雄店長は手作り感にあると考える。
値札は段ボールに値段を書いたもので代用し、袋はお客が買取の際に持ち込んだ紙袋を再利用している。
簡易的なポップで告知する
同店が一昨年に開始した同催事は、今では他の系列店舗でも採用され、独自に月に4回実施したり300円で詰め放題の商品を用意する店舗も現れるなど、さらなる広がりを見せる。「市では店で売れるものが必ずしも売れるわけではない。よく分からないおもちゃの部品や20年落ちの電子レンジなんかも売れる。」(橋本店長)
橋本英雄店長
催事情報
会 場:駐車場
来 客 数:50人近く
頻 度:月に1~2回
販売点数:600点
販売商品: 食器や雑貨などの小物
売 上:6万~7万円
第485号(2020/4/10発行)12面