ルアライズ、出雲に中古釣具の新店 「高価買取で地元リピーター開拓」
2020年05月12日
中古釣具店「リツリー」が4月13日、島根・出雲でオープンした。運営するのは『ルアライズ(島根県出雲市)』
リツリー出雲店
栂野晶洋社長は、「島根は人口に対する釣り人の割合が47都道府県の中でも上位。高価買取を強みに地元からリピーターを開拓していく」という。
栂野晶洋社長
同店は近隣に複数の新品釣具店が密集する立地を活かし、コアな釣りユーザーを集客する狙い。店構えは路面店で、売場の広さは約20坪。販売は店頭とネットで行い、買取りは店頭と、まず県内に限り出張も応じる。栂野社長は、「出雲には中古の釣具を高く買い取ってもらえるところは少なく、当社が丁寧接客を通じてその期待に応えられれば。あくまでイメージですが、店舗で3万円で売れる物を、他店の買取額が2万円を切っても、当社ではそれを超えて提示していく」と話す。
昨今は魚を使ったエサ釣りから、ルアー(擬似餌)釣りが主流となり、国内釣り具の出荷額が上昇するに応じ、釣り人1人当たりのコストも上がってきているという。同社では安価の中古品の需要も上がっていくと見ている。
第487号(2020/5/10発行)2面