じゃんぱら中古ブランド事業「ロコシーラ」全店閉店
2020年06月10日
インバウンド需要激減で
ブランド買取販売店のロコシーラが5月26日、全店を閉店することを発表した。同日から買取事業を停止、6月中旬頃には店舗及びECサイトの営業を終了する。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、インバウンド需要が激減。店舗にもよるが、同事業の売上の大半をインバウンド需要が占めていたことから、回復の見通しが立たず、全店を閉店することになったと言う。
ロコシーラは、中古PC等デジタル家電を扱うじゃんぱら(東京都千代田区)の中古ブランド品を扱う事業部。1999年にロコシーラ銀座店をエバーグリーン社より譲り受け事業部として発足。銀座本店、新宿店、名古屋大須店、大阪戎橋店、大阪心斎橋店の5店舗を展開していた。
ロコシーラ銀座本店
同社のHPには「ロコシーラ全店舗を閉店させて頂く事となりました。突然のご連絡となり、ご迷惑・ご不便をおかけいたしますこと、心よりお詫び申し上げます。20年余りの長きにわたりご愛顧賜り、心より厚く御礼申し上げます。」と閉店のお知らせが掲載されている。
第489号(2020/6/10発行)1面