ITオークション、中古バイク成約相場【6月速報】
2020年07月29日
中古バイク成約相場
情報流通支援サービスのオークネットが運営する、全国約4,500店のバイク販売店が参加するITオークションで、成約した車両を排気量別に分けて集計
〈50cc~125ccクラス この機会にスクーター〉
スーパーカブ50(ホンダ)は前月に続いて最低ラインでの取引が継続しています。人気のPCX(ホンダ)は玉数が増加しており、価格も下げ止まり傾向にありますが、一桁台も増えており扱いやすくなっています。高年式の50ccスクーターは全体的に応札が多く引き合いが強い傾向です。旧車ブームの一端か、NSR50(ホンダ)に41.2万円という高値を付けました。
〈250ccクラス 一桁台のスポーツ人気〉
手頃な価格の250ccへの需要は増加気味なので、スポーツ系も人気があります。落札価格一桁台の商品化が商売上で最も大事なケースになっており、FTR(ホンダ)やTW(ヤマハ)、ドラッグスター250(ヤマハ)などもターゲットとなります。現行車は、2021年モデルの登場が例年通りにはなりそうにないとみられ、当面、相場は強含みで推移すると想定しています。
第492号(2020/7/25発行)6面