東京山喜「たんす屋」、同社事業を「まるやま・ 京彩グループ」へ譲渡
2020年10月07日
まるやま・京彩G下で再起
リユース着物店「たんす屋」を今年4月まで運営していた東京山喜(東京都江戸川区)は、同社事業を9月1日付でまるやま・京彩グループ(神奈川県川崎市)に譲渡していたことが判明した。まるやま・京彩Gは71年創業。呉服・和装品の販売やレンタル事業を核とし、関東中心に「まるやま」などの店舗を展開している。たんす屋43店舗は新たに設立した100%子会社のたんす屋(東京都江戸川区)が運営する。代表にはグループ子会社の、きもの専門店まるやまで取締役社長を務める丸山伸一氏が就任し、リユース着物の販売・買取事業を継続する。
ヤマノHD(東京都渋谷区)がスポンサー支援を発表していたが、まるやま・京彩Gがより高額で入札。6月末の合意書効力期限終了をもって、交渉不成立となった。
第497号(2020/10/10発行)2面