まだ間に合う! YouTube集客
リユース事業者の動画活用例
情報発信を行うメディアとして、ここ数年で注目が高まった動画サイト「YouTube」。リユースの業界でも、徐々に導入の動きがあるが、その活用法は十人十色だ。各社異なる発信方法をお伝えする。
専門知識の情報量を動画に詰め発信
eイヤホン(運営:タイムマシン、大阪府大阪市)
動画に店舗スタッフが出演することで、集客や店舗売上につなげる試みを行っている企業は複数存在する。イヤホン・ヘッドホンを扱うeイヤホン(運営:タイムマシン、大阪府大阪市)では2010年から動画配信を開始。商品ページにスタッフによるレビュー動画を掲載し、商品情報を充実させている。専門的なレビューを情報量の多い動画で発信することで購入の検討材料を増やし、購入の後押しをする狙いがある。また、動画を通じてスタッフのファン獲得に成功。同社の人材採用につながった事例もあったという。
YouTubeがコロナ乗り切る販路に
ビチアモーレ(運営:BAインターナショナル、兵庫県芦屋市)
サイクリング用品の「ビチアモーレ」(運営:BAインターナショナル、兵庫県芦屋市)は動画で商品紹介を行い、緊急事態宣言下の店舗休業中にもネットでの売上を上げた。毎週2回1時間ずつの動画内で、中古アパレル用品やサイクリング用パーツを紹介し、多くがネット販売につながったという。コロナ前に1万人の登録者を集めていたことが奏功した。
第499号(2020/11/10発行)12面