ミライノベーションズ、アプリで被災地支援「クラファンで開発資金募る」
2020年12月02日
アプリで被災地支援
クラファンで資金募る
アプリで被災地支援ができる
建材売買アプリ「TEBU-KURO」を運営するミライノベーションズ(神奈川県藤沢市)が来年の1月、建材物資を被災地に届けるアプリをリリースする予定だ。新アプリでは、建設業者や中古業者が持つ建材や工具を被災地側とマッチングできる。同取組を通してTEBU-KUROの認知向上も狙う。現在クラウドファンディングで開発資金を募っている。
同社はTEBU-KUROを通して、不要となった建材を抱える業者とそれを必要とする業者を繋ぐマッチングサービスを展開している。8月にリリースされ、現在約800の業者が登録している。
今回の新アプリでは出品・販売手数料ともに無料にしており、登録業者が支払うのは送料のみだ。災害で物資を失った被災地を支援するのを目的としている。「8月にTEBU-KUROをリリースした際に被災地から「このアプリはボランティアでも非常に有効になると思うので応援する」と声をかけてもらった。」と川本雅史社長は背景を説明する。
第500号(2020/11/25発行)14面