金子商店、『マルシェで魅力発信』一斗缶リユースで年商1.5億
2021年01月07日
一斗缶リユースで年商1.5億
マルシェで魅力発信
Kaneko CANマルシェ
中古一斗缶の売買を手掛けてきた金子商店(愛知県名古屋市)はこのほどSDGsをテーマに据えたマルシェを企画し、今年2回に分けて開催する予定だ。昨年も企画し約40人が応募したが、コロナで延期に。だが、地域ラジオや全国紙で取り上げられるなど、注目は高まっている。
同社は、水飴やサラダ油、天ぷら油等が入った中古一斗缶を食品業者から仕入れ、同じく食品業者や工業関連業者に販売している。年商は約1億5000万円。在庫は常時約7万点を揃え、年間で40~45万点を販売する。同社によると、中古一斗缶は新品の半値で売られるのが相場だという。中古一斗缶には価格だけでなく、軽量のプラスチック缶よりも急速冷凍され、耐水段ボール箱よりも耐久性に優れるといった特徴があると話す。
第503号(2021/1/10発行)15面