スポーツクラブや外食など多角化経営で年商1100億円超を上げるオカモト(北海道帯広市)。同社のリユース部門である「リユース・マーケティング・カンパニー」には昨年2月、野口泰弘氏がカンパニー長に就いた。コロナ下の状況を聞いた。
コロナ下、冬スポーツで回復基調
北海道発のコングロマリット企業「過去の成功体験捨て、新しい挑戦」
- カンパニー長プロフィール
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野口泰弘。2003年旧(株)じゅんかんシステム(現(株)オカモトリユースマーケティングカンパニー)入社。苫小牧・釧路での勤務を経て、2010年に当時道内最大級の大型店「ビッグバン函館花園店」のオープン店長として立ち上げに携わる。以後、札幌勤務を経て、2020年2月にカンパニー長就任。趣味は釣りと食べ歩き(飲み歩き)。
── オカモトグループの中で「なんでもリサイクルビッグバン」などリユース店を手掛けるリユース・マーケティング・カンパニー(RMC)ですが、どんな会社ですか。
野口 以前「じゅんかんシステム」という子会社がグループの中にありました。今は全て子会社などを吸収合併していますので、RMCは株式会社オカモトの一事業部としてリユース事業を展開しています。道内14拠点にわたり、総合リユース店などを運営しています。一番大きな店舗で総床2000坪、有効面積で1000坪ぐらいあります。
── 野口さんは新卒で入られたようですね。
野口 私は2003年にじゅんかんシステムに新卒入社し、釧路や苫小牧などの店舗にびっしり入らせてもらいました。10年には当時道内最大級の、なんでもリサイクルビックバン函館花園店のオープン店長を任されるなどしました。その後は札幌で勤務していました。そして、昨年2月にRMCのカンパニー長に就任しました。
第506号(2021/2/25発行)9面