ウイルパワー、香川県から「モデル事業所」認定
2021年03月16日
岡山と香川でリユース店などを営むウイルパワー(岡山県倉敷市)が2月、香川県より環境配慮に積極的に取り組む「モデル事業所」に認定された。同社が開発した中古品輸出のコンテナ詰め(バンニング)に係る資料作成システムが、国際的な廃棄物低減に寄与するものとして評価された。同社はこれまで東南アジアに輸出をしてきた。
輸出の資料作成システムを開発
香川県から環境配慮モデル認定証を交付されたウイルパワーの江川社長(左)
リユース業者が各所から中古品を買い取って輸出する際、商品の種類や大きさ、個数がばらばらなためバンニング時の伝票整理が煩雑になりやすい。同社はこの手間を簡略化するためシステム開発し、2017年より運用してきた。スマホやタブレットで商品を1点ずつ写真に収めながら種類や大きさなどを入力すると、輸出に必要な「インボイス」「パッキングリスト」ができあがる。
第507号(2021/3/10発行)6面