ジェーアンドジェートレーディング、「コンテナ不足により輸出量減少」国内販売を強化
2021年03月23日
国内販売を強化
コンテナ不足、古着輸出6割減
前久保英之本部長
インポート古着の卸事業を展開するジェーアンドジェートレーディング(千葉県鎌ケ谷市)は国内販売を強化している。コンテナ不足により、コロナ以前に比べて輸出量が約60%減少している。同様の事態は、アジアを中心に拡がっており、コロナ禍からの景気回復が進んでいるとされる中国が昨年11月より輸出を加速させたことでコンテナ不足に陥り、海上輸送費が高騰しているようだ。現在国内販売に力を入れている。
同社の前久保英之本部長は「輸送費は約3倍以上高騰している。取引先と折半で対応している。また、5コンテナ以上の場合、輸出が出来ないため、マレーシアや中東方面は現在輸出制限を延長している」と話す。
第508号(2021/3/25発行)2面