エルオクロック、Chrono24でヴィンテージ時計を越境販売、初年度売上300万円に
2021年04月12日
ヴィンテージ時計の越境販売
1年で年商の1割に
木の香りが漂う店内。手前は元国鉄職員の時計を修繕したもの。
カジュアルヴィンテージ時計の販売と修理を手がけるエルオクロック(東京都世田谷区)では、昨年から強化してきた海外向け時計販売の売上が10分の1に達した。
店舗には100本ほどの在庫をストックしており、店頭、自社EC、時計専門の越境マケプレ「Chrono24」の3ルートで併売を行っている。そのうち海外販売は一昨年から開始し、コロナ下で強化。年商の1割に相当する300万円を売り上げた。ヨーロッパの時計マニアが日本製時計をリピート購入するなど、一定の手応えがあったようだ。「従来行っていた催事販売の開催がまだ難しいため、今後は海外販売比率を全体売上の2〜3割程度まで増やしたい」(秋山直人社長)と意気込む。
第509号(2021/4/10発行)5面