ループ、廃材を有効活用「家具や小物に再商品化」
2021年06月08日
廃材活用で家具や小物に
工房担当
木村友裕氏
中古家具の販売や修理を手掛けるループ(愛知県春日井市)が廃材を有効活用した取組を積極的に進めている。業務で排出される木工廃材を家具や小物に再商品化し、また廃材そのものを販売することもある。
同社は2018年から「Revive Mobler Project(リバイブモブラープロジェクト)」と題して廃材を家具や日用品に作り替え、販売している。同取組から生まれた家具が表参道の店舗で利用された事例もある。また、同時期に始まった「デポリスタイル」という取組では廃材自体を販売。椅子の脚やソファのクッション部、端材、リバイブ~の廃材等を扱う。
工房担当の木村友裕氏は「廃材を利用することはゴミを減らすことにも繋がり、環境への負荷も減らせる。環境配慮の面だけでなく、そのもの自体の魅力も評価される商品を提供したい」と話す。
第513号(2021/6/10発行)2面