ソザイクル、手作りマスクで認知向上
2021年06月24日
手作りマスクで認知向上
大丸真一郎社長
手芸品の回収、販売を行うソザイクル(東京都武蔵野市)は昨年に行った手作りマスクの販売や寄付、交換を通して認知度を向上させた。取組みに共感する人が増え、多くの回収品を得ている。カフェでの委託販売なども行い、これまでにマスクを5000枚以上販売した。
同社には現在月間50件、100箱ほどの手芸品が寄付されている。売上げの一部を被災地に寄付、破棄されるものを低価格帯で販売する取組みに共感する利用者は多く、仕分けするボランティアをインスタグラムで募ったところ15人ほどが集まるなど。
大丸真一郎社長は「破棄されてしまう素材を必要としている人に届ける取り組みが支持されていることは大変うれしく思う。良い物を作ってくれる人が集まる、そんな場をもっと提供していきたい」と話す。
第514号(2021/6/25発行)3面