エムワールド、中古品事業が実を結び「コロナ特需で売上50％増」

武道・格闘技用品の通販を営むエムワールド（兵庫県加東市）では、新規で立ち上げた中古品事業が実を結び始めている。コロナ特需に的を絞って商品を調達し、前期の中古売上を前年より50％伸ばした。

武道・格闘技用品店が中古事業

武道・格闘技用品を皮切りに中古販売を強化中

コロナ特需で売上50％増

同社の20年8月期の年商は2億円ほどで、うち5000万円が中古。主事業はサポーターやキックミット、ヘッドガード、空手衣といった用品のOEM生産とそれの通販。未開封の返品商品を中古として販売する取組みを2年ほど前より始めていた。以降は通販で扱う中古商材を拡大させていった。特にコロナによるアウトドア・キャンプ用品の特需から、オンライン道具市に積極参加するなどして、その類の商品を集めている。

第514号(2021/6/25発行)7面