一般社団法人ワーキングバリアフリー(東京都千代田区)は2018年より就労支援施設の利用者に古書の検品、出品作業を委託する事業を行い、全国に活動を拡げている。SDGsをキーワードに障がい者の社会進出支援と古書販売を実施し、提携施設22団体、年商2500万円に達した。
就労支援施設を古書で支援
22団体に業務委託
作業所の様子(sorairolink運営の就労継続支援B型事業所plans)
就労支援施設は利用者の社会進出を支援する施設に位置づけられているが、その取組みの多くは内職などの単純作業で、時給は低い。同社の古書事業に加盟することで時給を約2倍にできる。
第524号(2021/11/25発行)16面