ブルースタイル、ものとものを交換 CtoCプラットフォームサービス開始
2021年12月12日
HP製作会社のブルースタイル(福岡県福岡市)は10月29日より、ものとものを交換するCtoCプラットフォーム「チェイン」のサービスを開始した。金銭が発生することで生じる値付けや価格交渉などの弊害をなくし、価値交換ができることを目的に運用を行っている。
外谷洋二郎社長
物々交換のCtoCサービス
複数人でやりとり、成約高める
1対1での取引では、欲しい商品がマッチする確率は低いため、貰う相手と渡す相手を変え、複数人での交換を行うことで成約率を高めている。本サービス開始前の実証実験では平均2.5人、最大6人での成約に繋がっている。使用手順としては、出品一覧から利用者が欲しい商品に対して、欲しいボタンを押すことで意思表示が可能。自身が出品している商品含めマッチした際に交換が行われる。値段をつけないことから手軽に出品できることや金額が付きにくい商品でも新たに価値を見出すことができること、メッセージ機能がないため交渉などがないことが強みとなっている。
第525号(2021/12/10発行)5面