2019年夏にローンチした研修支援サービス「Tebiki」(東京都渋谷区)がリユース業界向けに展開を進めている。PCをあまり使わない現場作業に特化しており、倉庫作業や接客の多い企業が導入している。100ヵ国以上の言語に対応し、外国人指導に強い。
自動翻訳で字幕を表示
利用は月額8万円から
Tebikiの主な機能は、オンライン環境における研修動画のアップロードと視聴、並びに視聴状況の確認だ。
まず現場の指導役がスマホカメラで1分程度の動画を撮影し、同社サービスにアップロードする。動画はクラウド上に保存される。アップした動画には簡単な編集を加えることができるほか、自動で字幕が設定される。字幕は手打ちで修正できる他、翻訳システムが分析し、100ヵ国以上の言語に翻訳できる。
視聴はPCとモバイルの両方に対応。再生リストを作成し、連続再生の形で研修動画を見ることもできる。研修をどれくらい受けているかなどの様子は、管理者のダッシュボード上で確認が可能。
第525号(2021/12/10発行)17面