ブランド市場バイヤー齋藤清の俺に学べ【第89回】、激動の2年間2022年の幕明けは

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ブランド市場バイヤー齋藤清の俺に学べ【第89回】、激動の2年間2022年の幕明けは

2022年02月02日

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遅ればせながら、明けましておめでとうございます。2022年も皆様よろしくお願いします。ここ2年間は新型コロナウイルスが話題に上らない日はありませんが、今年も年明け早々、新規感染者数が東京都3000人、大阪府2000人というニュースが世間を賑わせています。振り返れば、昨年1月は史上二度目の緊急事態宣言が発令され、2年連続でコロナに翻弄される年初めとなってしまいました。本稿執筆時点(1月上旬)では緊急事態宣言には至っていませんので、なんとか収まることを願うばかりです。

非対面普及で買い手増、相場と勢力図に変化

さて、年明け間もないですが、ブランド時計の相場は早速大きく動いています。ロレックスのメーカー定価が1月1日に改定(値上げ)され、大きなところでは約10%も上昇したとあって古物相場にも影響が出ています。代表的なデイトナ Ref.116500LN(白文字盤)は定価160万円超えとなり、2016年の発表当初から実に30万円以上も値上がりしたことになります。それに比例して、買取価格は500万円に迫る高騰ぶり

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第528号(2022/1/25発行)15面

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