リユース、宝石カラー識別器を発売

長波･短波の紫外線装備

宝石査定システム｢ニチマテシステム｣を提供する日本マテリアル(東京都千代田区)とリユース(福岡県福岡市)は2月10日、宝石の鑑別時に色の識別が行いやすくなるジェムライトボックスを発売した。

同製品は、ダイヤや色石の査定時にカラーグレードや蛍光判定を行う際に役立つツール。専用の箱の中に製品を入れ、長波と短波の紫外線による蛍光反応を確認。これにより、合成石かどうかや加熱処理されたものかの識別が行いやすくなる。短波専用などのツールは市販されたものがあるが、長波やデイライトも一緒に見られる製品は珍しいと言う。

361号（2015/02/10発行）2面