アムトランス、中古オーディオ機器の買取り・販売サービスを開始

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アムトランス、中古オーディオ機器の買取り・販売サービスを開始

2022年03月28日

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オーディオ機器を製造・販売するアムトランス(東京都千代田区)は2月、中古オーディオ機器の買取り・販売サービスを開始した。

オーディオ機器のリユース
1ヵ月で買取10件

持ち込まれた真空管アンプ持ち込まれた真空管アンプ

本サービスは、買い取ったオーディオ機器を自社で修理し、認定品として再販するというもの。対象になるのは、ヴィンテージの真空管、真空管アンプ、スピーカー、レコードプレイヤーやトランスなどだ。

リユースサービスを始めた経緯には、同社が以前から環境に配慮した取り組みを行っていたことがある。プラスチックごみを減らすために、購入した細かい部品の包装をビニール袋から紙袋に変えるなど、日頃からSDGsを意識している。

開始から1ヵ月、10件ほど買い取ったものの、修理に手いっぱいで再販には至っていない。今後は、買取件数は維持しつつ同じ数をできるだけ早く再販に回せるようにしていきたい考えだ。

「安い機器は修理のことを考えず、使い捨てのような構造で作られていることが多い。高いものをリユースすることで、サーキュラーエコノミーに貢献していきたい」と草薙正朗社長は話す。

第532号(2022/3/25発行)3面

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