【古着卸店連載 Vol.2】デザートスノー(神奈川県相模原市)編

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【古着卸店連載 Vol.2】デザートスノー(神奈川県相模原市)編

2022年04月27日

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古着卸店vol.2 デザートスノー編

下北沢を中心に古着店を展開するデザートスノー(東京都世田谷区)の子会社デザートスノー(神奈川県相模原市)では、倉庫や人件費などのコストダウンを行い、単価を抑えた商品提供を可能にしている。1つはグループ会社で、国内古着の輸出を担当している鈴可(神奈川県相模原市)と倉庫をシェアすることで賃料を抑えることができていること。2つ目は、運営体制が洋服の仕分け作業を除き、基本的には責任者の渡辺健氏のみのためコストダウンを可能にしているためだ。

倉庫、人件費を抑え、低単価で販売

ハンギングだけでなく畳で商品展開して物量をハンギングだけでなく畳で商品展開して物量を

商品1着当たりの平均単価は1500円前後。Tシャツなどのカットソーであれば300円から商品展開をする。パキスタンやタイからUS古着など幅広いジャンルを輸入している。取扱商品は年中季節問わずにオールシーズン、オールアイテムを用意。メンズが約9割を占める。

全商品ハンギング(ハンガーで商品を吊るすこと)展開では、商品を見やすい利点はあるが商品物量が抑えられてしまうため、畳ラックの展開で物量を多く陳列。他にはないニッチな商品を求める利用者層にもアプローチでき利用者獲得に繋がっている。「全商品ハンギングでの陳列を検討したこともありますが、物量が強みの1つでもあるため畳での展開をしています」と渡辺氏は話す。

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第534号(2022/4/25発行)5面

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