ジャニヤードに聞く、新旧ジャニーズアイドルグッズの価格事情
2022年05月15日
ジャニーズ界隈ではコロナ禍に入った頃、タレントの脱退やグループの活動休止が次々に発生。かつてない状況でグッズ価格はどう動いたのか。ジャニーズグッズを扱うジャニヤードに話を聞いた。
国民的アイドルは一時2.5倍、若手で10倍超えも
2020年にデビューした勢いのあるグループのグッズ
コロナ禍になり、ジャニーズ界隈では様々な変化が起こった。コンサートや舞台が中止になったり、それらのイベントが通常開催される場合でもグッズ販売が対面のみからオンライン限定にシフトしたりした。
時期を同じくして、活動を休止・解散・退所するメンバーやグループが発生。2020年~2022年3月の期間で活動休止や解散は2グループ、退所は6人。これは例を見ない出来事だ。まさに激動の数年であった。そういった状況から、グッズの需要もやはり激動していた。
解散宣言直後が最大の値上げ幅
ジャニーズグッズの買取り・販売を行うジャニヤード(運営:山徳、石川県金沢市)では、多い月には3000件の買取りを受けており、販売アイテム数は月間1万点ほどだ。買取りが多いアイテムはCDやDVDで、最近ではアクリルスタンド(人物の写真を手のひらサイズのアクリル板にプリントしたもの)が増えているという。
第535号(2022/5/10発行)10面