古着の買取りと販売を行うBAZZSTORE(運営:リンク、東京都練馬区) は4月、余剰在庫や訳あり品を低価格で販売する通販サイト「サステナモール」(運営:KOLテクノロジーズ、東京都渋谷区)での販売を開始した。同サイトにリユース店が参入するのは初めて。
"訳あり品特化"EC、Z世代にSDGs訴求
ZARAなどカジュアルブランドを多く取り揃えている
サステナモールではサステナブルな社会の実現に寄与するというコンセプトのもと、余剰在庫をはじめB級品やリユース品を約11万点取り扱っている。衣料品以外では家具をラインナップ。また、サイトで買い物をすると5円が動物や医療などの団体に寄付されるKifuMovement(以下キフムーブメント)という取り組みも行っている。バズストアもSDGsに携わりたいと考えていたことから同サイトに興味を持ち、参画が決まった。
サステナモールの当初の客層の想定は20代後半~30代だった。しかしヒアリングの結果、Z世代の若者がサステナブルに対して強い関心を抱いていることがわかり、Z世代へのアプローチを強化するようになった。バズストアではファストファッションも扱っているため、若者の利用者も多い。その点もサステナモールの方針と一致している。
バズストアでは今後、店舗にキフムーブメント専用の募金箱を設置し、オフラインでもサステナモールの団体支援に参加する方針だ。
第537号(2022/6/10発行)4面