山久商会(東京都福生市)は、福生市に約150坪の倉庫を2つ設けて古着の卸販売を行う。約100坪の販売スペースに常時約5000点の豊富な商品量を全てラックで展開する。利用者からは商品を選びやすく、ピック時間短縮に繋がっている。山下公一代表は「お客様の見やすさが購買力に繋がると考えているので、手間はかかりますが全てラックでの展開にしています」と話す。
主に1990〜2000年代のUS、UR古着を中心に、オールジャンルのアイテムをハンドピックで海外から仕入れて展開。幅広い利用者の需要に応える。ボリュームゾーンは1万円以内で、Tシャツなどのカットソーであれば700円前後から取り扱う。レディースの取扱いが約5割と多く、強みの1つだ。
約5000点の豊富な商品量を全品ラック展開
倉庫内の商品は全てラックで展開する
第537号(2022/6/10発行)5面