ペットバルーン、熱帯魚飼育品のリユース
2022年06月10日
ペットバルーン(大阪府堺市)は熱帯魚飼育用品の中古事業を展開している。ものによっては販売単価が数万円を超える商品もあるが、専門知識が必要とされ、競合の数は限られるという。YouTube等で情報発信を行い、さらなる需要の拡大を目指す。
動画で情報発信
2Fの中古品コーナーの様子。3~4年前から中古事業を開始した
同社はもともと熱帯魚や熱帯魚飼育用品などを扱う総合店として営業しており、お客からの引き取りの相談等を受けて飼育用品の中古事業を開始。仕入れ方法は店頭買取のみで、月平均で40~50件の買取依頼に対応し、販路は店頭販売とヤフオク!や自社ECサイトなどのネット販売の2つだ。平均販売単価は5000円~1万円ほどで、すでに何千点と販売してきた。「よく誤解されるが、熱帯魚飼育用品は非常に高額で、マニアにとっては車やバイクなどのような感覚。動作確認などで専門知識が求められるが、弊社は約20年にわたって事業を展開しており、そこで信頼を担保できる」と大原敬教中古事業担当。
強みは継続的な情報発信だ。ブログは毎日更新し、中古品とそれにまつわる話題を提供。YouTubeライブ販売の告知なども行い、総アクセス数は25万件を突破した。
大原敬教中古事業担当。ライブ販売中の様子
第537号(2022/6/10発行)6面