古着ブームの影響で新規参入や出店が進む
2022年06月17日
古着ブームの影響で新規参入や出店が進んでいる。5月に新たにオープンしたチルウィーブとミミック(東京都世田谷区)では、1つの物件に2つの屋号で店舗を構える。出店コスト削減や利用客拡大に繋がり、オープンから反響を得ている。
1物件を古着店がシェア 出店や接客を共同で
店舗間には仕切りなく行き来が可能
アニメTに特化して目的買いの利用者を狙う
個人事業主として、チルウィーブのフクダ代表とミミックのワタナベ代表が共同出店を行った。約20坪の店内を中間で分けてそれぞれの店舗としている。店舗間での仕切りは特に設けておらず、行き来が自由にできる仕様だ。そのため、利用者は気軽に両店舗の商品を選ぶことができる。
コンセプトやターゲット層に合わせてそれぞれ異なった内装と商品展開になっているため、互いの顧客の橋渡しや幅広い利用者の獲得に繋げることができる。また、店舗間が繋がっていることで店頭販売をどちらか一人でも行え人件費削減もできる。結果として新規で出店を行う際に、一人当たりの出店費用を抑えることができている。
第537号(2022/6/10発行)17面