webマーケ会社が買取店、SEOテク強みに年商1億

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webマーケ会社が買取店、SEOテク強みに年商1億

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webマーケティング事業を展開するバズったーーー(東京都目黒区)は、買取店「とらのこ」に力を入れている。リユース業の年商は約1億円で、今期はさらなる成長を計画中だ。この数年で買取専門店と事業所をそれぞれ2つずつ構え、SEO(検索エンジン最適化)を強みとして自社メディアからの集客を進めている。

公式HPはド派手だ

公式HPはド派手だ

コロナで本業が苦戦し、新規事業としてリユースに参入。すでに黒字化を達成したという。買取方法は出張と催事の主に2つで、継続的に取引している販売先は十数社に及ぶ。買取基準は「なんでも」で、他社が扱わないような商材でも買い取ることでアピールする。スタッフは40人程度。

ターゲットの裾野を中年層まで広げたいという

ターゲットの裾野を中年層まで広げたいという

強みは本業との相乗効果だ。とらのこのHPは和柄を使った派手な雰囲気で他社とは一線を画す。視覚的な効果で若者にも訴求し、検索上位に持ち上がりそうな記事を発信している。記事タイトルは「パチンコ台は出張買取を利用しよう!気になる相場とおすすめ業者5選」「ダンベルは出張買取で売ろう!おすすめしたい業者3つを紹介」など。「現状は高齢者の方々からの買取りが多いが、今後はweb集客で30~40代などの層にもアプローチしたい」と高橋紅葉広報担当は説明する。

高橋紅葉広報担当

高橋紅葉広報担当

他にもライバー(ライブ配信者)を管理する事業も手掛けており、同事務所のインフルエンサーが、リユース事業部で買い取った中古ブランド品などを購入するケースも。「個人と業者を合わせれば、かなりの数の販路がある。そのため種類を問わず、買い取ることができている」(同氏)。社内ではwebマーケ事業部とリユース事業部がおのおの切磋琢磨するような環境で、web業界に精通した特徴を活かし、ゆくゆくはリユース事業を数百億円規模にまで成長させたいという。

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