Shopee、東南ア巨大マケプレ

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Shopee、東南ア巨大マケプレ

2022年12月05日

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東南アジア向けの越境ECサポートを行うショッピージャパン(東京都港区)が国内での地盤固めを進めている。20年夏に日本に上陸し、徐々にセラー網を拡充。現在はオーダーのうち1割弱が中古品で、ブランドやホビーなどが好調という。

取引の10%中古、ホビー・ブランド人気

Shopee 日本からの越境販売は東南アジアなど5地域対応日本からの越境販売は東南アジアなど5地域対応

ショッピーは台湾と東南アジア各国、中南米を中心に展開するマーケットプレイスだ。現在14ヵ国で展開し、うち日本からの越境販売には台湾と東南アジア4ヵ国の計5地域に対応。アクティブセラーは世界全体で1000万店を超えており、2020年には全体で625億ドルが流通している。世界的にも活発なマーケットプレイスの1つだ。

ショッピーは2020年夏に日本支社となるショッピージャパンを設立。同社は現在、国内セラーに向けた越境販売サポートを行っている。対応するのは、台湾、タイ、フィリピン、マレーシア、シンガポール。うちシンガポールへは、直営の配送サービス「SLS」も用意する。

日本支社のターゲットは、これから東南アジア向けの越境ECを始める比較的ライトな事業者だ。「初期費用不要で、お試し感覚で実施できる」と広報担当の村松俊和氏は強調する。ショッピーにアカウントを申請し、30日以内に5品以上を出品、受注後48時間以内に出荷すれば新規出店の要件を満たす。販売時の手数料は5%に設定する。

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第548号(2022/11/25発行)24面

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