丸紅と損保ジャパン、使用済み太陽光パネル 保険付きで中古販売

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丸紅と損保ジャパン、使用済み太陽光パネル 保険付きで中古販売

2022年12月09日

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丸紅と損保ジャパン、使用済み太陽光パネル 保険付きで中古販売

丸紅(東京都千代田区)が、損害保険ジャパンとSOMPOリスクマネジメントと組み、使用済み太陽光パネルの販売に乗り出す。販売予定は来年度から。丸紅が環境省実証事業を通じて構築中の情報管理プラットフォーム(PF)を介し、販売予定の中古パネルに対して損保ジャパンの瑕疵保証責任保険を付け、売り出す。

発電事業者などから排出されたパネルに対して、丸紅のPF上で性能検査やリユース可否判定を行う。連携をとる損保ジャパンが、丸紅による検査や判定の結果を踏まえ、リユースできるものに保険を付与。丸紅は中古パネルの販売価格に保険料を上乗せして売り出す。販売したパネルに故障が起きた場合に、同等性能のパネルと交換する。

国内においては2012年に固定価格買い取り制度(FIT)が始まり、太陽光発電が拡大している。一方、太陽光パネルの寿命は約25~30年とされ、2030年代中頃から拡大が予想される使用済みパネルの大量廃棄が社会課題に挙がっている。

第549号(2022/12/10発行)1面

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