読者の声を紹介するこのコーナー。異なる業態の代表の方からコメントをいただきました。
テーマ:2022年を振り返って(2)
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古衣料、靴、バッグ、貴金属、和服の買取りや委託販売を手掛けるリサイクルブティック「カトナ」を運営しています。コロナが始まって3年経ち、35%売上が下がりました。50代以上の女性がターゲットなので、コロナの発生数が増えると、来店数が反比例して減るのです。それに旅行や同窓会がなくなると、洋服を買うきっかけもなくなります。「新しいやり方を考えよう」と思い、売上の良くない店を閉店し、19店舗くらいになりました。
一番の変化は、起業の原点は「断捨離」だと気づいて、家の丸ごと片付け代行、不用品買取、遺品整理のサービスをスタートしたことです。東京や神奈川への出張サービスは毎日のようにお問合せがあります。私は不動産業界の出身なので、その先の不動産仲介も手がけています。食品のリサイクルやドローンを使ったエアコンの修理などの提案を始めました。
第550号(2022/12/25発行)23面