ABIとGrand Trading、古物市のインボイス対応支援
2023年01月25日
オンライン型の事業者間オークションシステム「EZBid(イージービッド)」を提供するアジアンブリッジインターナショナル(ABI、愛知県半田市)が、手競りの古物市場に向け、適格請求書等保存方式(インボイス制度)に対応させたプログラムの外販を始めた。競られている物品の売り主が適格請求書発行事業者(課税事業者)か否かを買い手にわかるようにするほか、買い伝票には売り主ごとに登録番号などを記載して発行する。制度開始後も売り主に非課税事業者が多く混在すると見込まれる道具市や骨董市などに、プログラムの導入を普及させたい考え。
進行・会計プログラムを提供
「カイケツ」というプログラムで古物市場の会計をインボイス制度に対応
プログラムの名称は「KANTAN INVOICE KEISAN TOOL」(略称:カイケツ)」。税務署など関係機関と計画を進めてきたプラグラムで、昨年10月に特許申請を行ったという。ABIと共同で開発したGrand Trading(千葉県八千代市)が窓口となり、古物市への提供を行っている。
第552号(2023/01/25発行)1面