「先払い買取」装うヤミ金、初の逮捕者

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「先払い買取」装うヤミ金、初の逮捕者

2023年01月23日

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リサイクル通信イメージ画像07

一部報道によると、先払い買取サービスを装い不当な貸金を行った疑いで、東京・練馬の自称会社役員らが茨城県警により逮捕された。発表は1月17日。容疑内容は貸金業法違反(無登録営業)と出資法違反(超高金利)。利用者に対して、スマートフォンなどの先払い買取サービスを宣伝して誘導し、現金を貸し付け、その後違法に利息を受け取ったとされる。こうした手口が202111月~22年夏頃に繰り返されていたという。

先払い買取りを悪用する手口には、事業者が利用者に高額な違約金(キャンセル金)を支払わせることを前提に、買取サービスを入口として金融利用を誘導するものがある。お金に困っている人をターゲットに、「物品の写真を送ってもらえれば代金を前払いする。後で物品を送ることにはなるが、送らなくても違約金を払えばよい」などと誘い出しているとされる。

金融庁では昨年3月に悪質な先払い買取りについて注意喚起を発表済み。その後、多重債務に陥る被害者が後を絶たない状況を受け、闇金問題に取り組む弁護士や司法書士で構成された団体「大阪いちょうの会」が集団提訴も進めていた。悪質な先払い買取りで摘発されたのは、今回が初と見られる。

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