今月から本コラムのタイトルも変わりまして、WEB集客というテーマから、少し広げてリユース業界の業績アップにまつわる内容を広くお伝えしていきたいと思います。前回は2023年のリユース業界で意識すべきKWを5つ解説しましたが、今回は2つ目の「EC販売」をテーマにお話ししたいと思います。
リサイクル通信のデータでは、リユース企業のEC割合は、約3割と一般的な小売業よりも高くなっています。しかし、まだまだ販売の主力が店舗というリユースショップも多いのではないでしょうか?弊社が提供するPOSを利用するリユース企業のデータを見ると、リアル店舗の在庫(売価5000円以上の商品)でECに出品していない割合が、なんと7割にのぼります。これらの在庫を、店舗とECで併売することが、在庫回転率を上げてキャッシュフローを改善することに直結します。ECの効果的活用は、店頭販売型のリユースにおいてはキャッシュフローの改善に大きく役立ちます。
フリマアプリ活用した併売がカギ
第553号(2023/02/10発行)7面