従業員の日報を"スコア化"
2023年03月13日
A-DOS(エイドス、大阪府大阪市)が2月17日に開催したセミナーで、プリマベーラ(群馬県太田市)の吉川充秀会長が講話。従業員の日報を〝スコア化〟するシステムを導入するなど、普段のルーティンにゲーム性を取り入れたことで、働きたくなる社風の創出や経営者が欲しい現場の情報の吸い上げられるようにした。
リユース業界2023年時流&成功事例大公開セミナー
(主催:A-DOS)
「楽しみながら成果上げる」
13期連続増収増益 プリマベーラ吉川会長が講話
講話するプリマベーラ吉川会長
古着店FC店の「ドンドンダウン」や「ベクトル」、メディア店の「利根書店」に、整骨院など。吉川会長によるセミナーやコンサルなどを行う経営サポートも含めると、プリマベーラの事業は4つに分類される。2022年時点で4事業部で年商47億円。13期連続で増収増益を遂げている。正社員約100人のうち、この2年で離職者は整骨院を除けばゼロという。
成果を上げる「決定サイクル」
肝は報告
組織で成果を上げるために必要な仕組みが「決定サイクル」だという。吉川会長がこう名付け、実際に同社でも運用している。決定サイクルは、「決定→実施→チェック→報告→決定」と回していく。
決定サイクルでは、「社長やリーダーが決定したことをメンバーに実施させる」、「実施したことをチェックさせる」、「実施やチェックしたことを報告させる」を徹底。さらに同社が特に重要視するのが「報告」の精度だ。
第555号(2023/03/10発行)12面