スマホのマーケットプレイスを運営するバックマーケットジャパン(東京都渋谷区)が日本で活動を広げている。新品と中古の中間である「リファービッシュ」という価値観を掲げ、今後ゲーム・PCへ商材を拡大し、下取りサービスも開始予定だ。
下取りサービスも予定
AグレードのiPhone14(写真)はまるで新品同様の見た目
バックマーケットは、フランスで2014年に開始した中古スマホ・タブレット等のマーケットプレイスだ。2021年には日本へ進出。現在、欧米を中心に17ヵ国でサービスを展開する。
中古事業者が出品しており、購入のメインターゲットは学生・主婦などの20~30代だ。相場は新品価格の30~70%程度で、平均50%。
1ヵ月の返品保証と1年間の動作保証をつけており、安心感を訴求する。客層の3分の1が女性であり「一般的な電子機器リユースと客層は異なる」(バックマーケットジャパン 山口亮社長)とみる。
第559号(2023/05/10発行)12面