パソコンやスマホの修理やトラブルなどデジタル機器の総合サポートを行うのが名証ネクストに上場する日本PCサービス(大阪府吹田市)だ。M&Aで7社のグループ会社を有して事業拡大を行い、年商62億円を上げる。直営や加盟店を含めて全国に272拠点で行う訪問による即日サポートを強みとしており、顧客への直接サービスや企業の裏側を支えている。家喜信行社長に話を聞いた。
デジタル機器の総合サポートで年商62億円
M&Aで事業領域を拡大
「デジタルの総合病院」目指す
日本PCサービス
家喜 信行社長
デジタルのトラブル
ワンストップで解決
── まず事業の概略をお聞きしたいのですが。
家喜 当社はデジタル機器の修理やトラブルなどのお困りごとを解決するサービスを行っています。売上の約4割を占める「駆け付けサポート」では、個人や法人からの依頼に対し、加盟店を含めて全国272ある拠点から即日訪問対応をしています。また、98店舗ある修理の持込受付の他、企業の代わりにお客さんのところに行って機器の設定を行う「代行設定サービス」も行っています。その他にも会員サポートセンター事業として、保証や保険サービス、コールセンターの受託等も手掛けています。
── リユースに関する取組みは。
第560号(2023/05/25発行)9面