インバウンド回復傾向 リユース品に追い風

検索

インバウンド回復傾向 リユース品に追い風

2023年07月09日

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

インバウンド(訪日外国人)が増加している。日本政府観光局(JNTO)によると23年5月の訪日外国人は約190万人となり、昨年同月比で約12倍の増加だ。こうした訪日客による影響がリユース企業の業績にも表れており、追い風になっている。

ゲームやサブカル商品
売上の過半数は外国人

デファクトスタンダード 訪日外国人の総数

秋葉原ではコロナ禍が明けて以降、訪日外国人を数多く見かけるようになった。サブカルチャーの街として海外でも秋葉原の認知度は高く、ホビー類やブランド品に人気が集まる。

ホビーの中でも、レトロゲームを取り扱う実店舗では海外購入客の割合が高まっている。レトロゲーム取扱い大手のスーパーポテト(運営:J・フィールド、大阪府大阪市)では昨年後半から現在にかけ、売上の6~8割を海外客で稼ぐようになった。コロナ禍でゲームやアニメなどの日本のコンテンツに触れたこと、任天堂作品を中心に映画やゲームなどが話題となったことなど、様々な追い風が吹いている。

有料会員登録で記事全文がお読みいただけます

第563号(2023/07/10発行)12面

Page top
閉じる