POIZONは中国最大のスニーカーとブランド品に特化したECアプリだ。新品や中古品、CtoC(個人間取引)からBtoCまで、取引の形態は幅広い。2015年からサービスを開始し、20年からはヨーロッパの、21年から日本のセラーが中国向けに販売できるようになった。収入の柱は、鑑定システムの手数料と入金手数料だ。個人の出品には販売手数料5%と振込手数料1%のほか、鑑定や商品の包装などの倉庫操作費用860円が取引毎に発生する。また法人アカウントには保証金が必要だ。
中国POIZON(ポイズン)
独自の鑑定サービスで中国Z世代から圧倒的な支持
収入の柱は鑑定と入金の手数料
2段階の鑑定で本物を見極める
日本語版のアプリから中国へ出品できる
POIZONの特徴は5つある。1つは月間アクティブユーザーが1億人と規模が大きいことだ。2つ目は日本からの出品・販売が手軽にできること。アプリは日本語にローカライズされており、面倒な海外発送の手続きも必要ない。商品が売れたら、セラーは品川にあるPOIZONの倉庫に送ればいい。中国消費者への配送はPOIZONがやってくれる。
第563号(2023/07/10発行)16面