丸紅と浜田が新会社、太陽光パネルの買取販売サービス開始

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丸紅と浜田が新会社、太陽光パネルの買取販売サービス開始

2023年08月01日

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大手商社の丸紅(東京都千代田区)と廃棄物処理を手掛ける浜田(大阪府高槻市)の間で新会社が設立され、使用済み太陽光パネルの買取販売サービスが始まった。7月18日に発表されていた。新会社名は「リクシア」。使用済み太陽光パネルのリユース及びリサイクル関連サービスを提供する。

リサイクル通信イメージ画像30

浜田は、2017年より新規事業として太陽光パネルのリサイクルとリユースに参入。業界内でも先進的に取り組み続け、また昨年設立された「太陽光パネルリユース・リサイクル協会」の代表理事には浜田の濵田篤介社長が就任していた。

丸紅では損害保険ジャパンとSOMPOリスクマネジメントと組み、使用済み太陽光パネルの販売に乗り出すことを昨年発表。丸紅が環境省実証事業を通じて構築中の情報管理プラットフォーム(PF)を介し、販売予定の中古パネルに対して損保ジャパンの瑕疵保証責任保険を付け、売り出すことを明かしていた。

2012年に開始した再生エネルギーの固定価格買取制度(FIT制度)を契機に太陽光パネルの導入が広がっている。その一方で、パネルの製品寿命は25~30年ほどとされ、2030年半ばには使用済みパネルの大量廃棄が想定されている。

第565号(2023/08/10発行)5面

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