2023年5月下旬より3日間、ベトナムのホーチミンを視察してきました。ベトナムといえば「発展途上国」というワードを思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれません。確かに先進国と比べると、良くも悪くも大雑把さを感じるところが多々あります。しかし、同時にたくさんのチャンスが埋もれた、開拓しがいのあるマーケットでもあるのです。
第13回 ベトナム編(前編)
カオスの中にチャンスあり
ホーチミンの魅力とは?
コロナ前の3割増し
ベトナム通貨価値上昇
夜の「ブイビエン通り」。世界各国からバックパッカーが集まるこの場所の夜は、おもちゃ箱をひっくり返したようなお祭り騒ぎ
注目すべきは、昔と比べてベトナムの通貨である「VND(ドン)」の価値が上昇していること。例えば、10万VNDはコロナ前ならば、日本円で460円程度だったのが、今では600円程度とコロナ前と比べて3割増ぐらいです。ベトナムのみならず、東南アジアの国々を昔のイメージで捉えていると、足元を掬われかねません。
第565号(2023/08/10発行)12面