リサイクルショップ豆電球、リタイア後に夫婦でリユース店

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「リユース創業秘話」

リサイクルショップ豆電球、リタイア後に夫婦でリユース店

2023年08月24日

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大型リサイクルショップ豆電球(北海道雨竜郡)は宮口正道代表とその妻の二人三脚で運営し、6月で18周年を迎えた。宮口代表は50代で早期退職し、夢だった木工創作を存分に行ってその作品を並べるべく、リサイクルショップを開店。宮口氏の妻も庭を作りたいという長年の夢があり、それを店で叶えた形だ。駐車場も含めれば2700坪もの広大な敷地を保有し、様々な催しを企画するなど、人が集う場として注目を集めている。

広大な敷地で二人の夢叶える

リサイクルショップ豆電球 売り場面積は1000平米を誇る。建物は元中学校校舎だ売り場面積は1000平米を誇る。建物は元中学校校舎だ

同店は元中学校の木造校舎を店舗として再利用しており、売り場面積は約1000平米と広大だ。在庫は1万点で、昭和レトロな雑貨や家具、置物などが中心。夫婦は二人とも70代のため営業は週3日に抑え、それ以外の日は店内で工作等をしている。年商は約700万円程度。特徴は店内の半分の敷地をレンタル空間として貸し出している点で、そこでフリマや演奏会などの催しが開かれる。出店スペースは3m四方で2000円~用意し、催事の集客は多い日で300~400人ほどだ。「集まる日は1度で15店ほど出店があり、キッチンカーも来る。地域の憩いの場として機能してほしい」と宮口代表。客層は高齢者層が当初多かったが、近年は地域おこし協力隊との連携なども手伝って家族連れや若者層も増えている。

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第566号(2023/08/25発行)21面

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