イズヤ イギリスヴィンテージ家具販売の新ブランド「camori」
2023年09月28日
イギリスのヴィンテージ家具を扱うイズヤ(東京都大田区)は4月、新ブランド「camori」を立ち上げた。同社は、中古家具や雑貨を販売する六家(大阪府東大阪市)に在籍していた加守温則社長が、東京進出に伴い創業。独立後も六家の家具販売事業「Rocca」を名乗り、2社で1つのブランドを展開していたが、自社ではヴィンテージ家具に特化していると強調したいと、リブランディングに至った。
30~40代が新居に移る際に購入するケースが多く、子連れで倉庫見学する人も
平均単価は7万~8万円
都内はリユースの競合が多く差別化を図りたいと、8年ほど前からヴィンテージ家具にシフトしている。ブランド立ち上げ以前と商品は変わらず、1970〜1980年代を中心にイギリスの家具ブランドが9割を占める。平均単価は7万~8万円と手が届きやすい価格帯を揃えていることが強みで、ブランドコンセプトを「永く続く暮らしにヴィンテージという選択を」と設定した。
第568号(2023/09/25発行)7面