前回はレコードの仕組みについて紹介しましたが、今回は一般的なアナログレコードができるまでの製造工程を超かんたんに説明致します。
まず音源を録音し、その音源をラッカー盤にカッティングマシンという機械の針で刻みつけ凹の溝を作ります。ここが前回紹介した「音の振動の形を刻みつける」部分です。このままでも再生することができ、これを「ダブ・プレート」と呼びます。このカッティングによって音が決まると言っても過言ではありません。
初回プレスかは「デッドワックス」の英数字で判断
レコードの無音部分をデッドワックスと言う
第568号(2023/09/25発行)9面