日本酒のマケプレ「SAKE WORLD NFT」ローンチ 所有権の転売も
2023年09月27日
月刊情報誌「Leaf」などを発行するリーフ・パブリケーションズ (京都府京都市)は今年11月、日本酒のマーケットプレイス「SAKE WORLD NFT」をローンチする。物品ではなく、NFTの形式で引換えチケットを売買する方針だ。所有権の転売もできるようにし、2次流通の場としての拡大も目指す。
長期保管中に、所有権を転売できるようにする
NFTで売買
マーケットプレイスには酒蔵や酒屋、酒蔵から日本酒を買い取った同社が出品をしていく。購入のターゲット層は、日本酒を好むエンドユーザー。NFT形式でチケットを購入後、引き渡し時期の選択を可能とする。即時引き渡しだけでなく、同社が指定した倉庫にて冷凍や熟成を行い長期保管という選択肢も設けた。
製造直後の生酒を急速冷凍をすれば、フレッシュさをキープできるという。また同社は低温熟成のノウハウを持つ。熟成した古酒は製造直後の味わいと異なり、甘さやスパイシーさといった独自のものに変化するそうだ。
第568号(2023/09/25発行)5面