サーバーなどIT機器のリユースを手掛けるゲットイット(東京都中央区)が、コンゴ民主共和国の紛争鉱物問題の解決に向けた寄付プログラムを始めた。9月20日に発表していた。
ゲットイットは、サーバー売却費の一部をコンゴ紛争問題に寄付
プログラム名は「サーバーforコンゴ」。ゲットイットが企業から買い取ったサーバーなどを売却し、そこで得た利益の1割をコンゴへの寄付額として計上する。寄付先は支援団体であるNPOのテラ・ルネッサンス。機器を排出する企業に対し、同プログラムを用いて売却してもらうことで紛争鉱物問題に関心を寄せてもらうことを目的とする。テラ・ルネッサンスからは売却元企業にお礼レポートを送付する。
コンゴではレアメタルをはじめとする天然資源を巡る権益争いを背景に、国内で紛争が起きているとされている。その中で、現地の子どもたちが兵士として戦わされるなどの実態がある。
第570号(2023/10/25発行)4面