美容・健康オフプライス店の「アエナ」、余剰在庫の廃棄抑制スキームを拡大
2023年11月25日
美容・健康商品を低価格で販売する「アエナ」を約100店展開するアエナ(東京都世田谷区)が、余剰在庫の廃棄削減や二次流通を促すためオフプライスのスキームをプラットフォーム(PF)化し、メーカーに賛同を呼び掛けている。EC型では類似のPFサイトはあるが、多店舗展開とECの両軸で手掛ける企業が旗振り役を担うのは珍しい。現在大手含め63ブランドが賛同。流通の在り方に影響を与えそうだ。
63ブランドが賛同
アエナは、美容・健康商品を低価格で販売する「アエナ」を約100店展開している
2004年設立のアエナは、「医療や介護に頼らず、誰でも健康で美しくいられる社会を実現する」をビジョンとし、低価格で美容・健康商品をアクセスできる店舗として「アエナ」の出店を重ねてきた。店舗数は現在、関東・関西に約100店。立地は商業施設がメインだ。
第572号(2023/11/25発行)1面