インボイス制度開始2ヵ月 古物市の7割、免税事業者が出品可

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インボイス制度開始2ヵ月 古物市の7割、免税事業者が出品可

2023年11月24日

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インボイス制度(※1)開始を受け本紙が10月から11月にかけて古物市場(業者間オークション)へ独自に聞き込みなどを行ったところ、72ヵ所のうち約7割の市場が制度開始前と変わらず免税事業者の出品を可能としていることがわかった。

古物市場の免税事業者への対応について

本紙が定期掲載している「古物市場開催日程」に名前がある全国200ヵ所以上の市場のうち、72ヵ所から電話聞き込みなどにより現状を聞くことができた。

焦点となるのは、インボイス番号を発行できない免税事業者が市場に出品できるかどうか。これの対応は、大きく5つに分かれる。

買い伝票の記載が制度に追い付かず

まず、市場会員からのインボイス番号の回収が「未対応」という市場が7ヵ所。主に安価な雑貨を競る市場に見られ、会員の大半が免税事業者のため未対応という所があった。

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第572号(2023/11/25発行)10面

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