ジャパンキモノオークション、出来高2000万円の着物市場

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ジャパンキモノオークション、出来高2000万円の着物市場

2023年12月14日

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着物や帯などを競る古物市場、ジャパンキモノオークション(東京都台東区)が活況だ。11月30日の開催で1周年を迎え、出来高は約2000万円と初競り時の約2倍に伸びている。

玄人から個人の初心者まで参加

ジャパンキモノオークション 1周年開催時の様子1周年開催時の様子

同市場が人気の理由は、幅広い買い手を集めていることだ。着物の店頭小売りやネット販売を行う企業、海外バイヤーから初心者の個人事業主までが参加していると言う。買い手の裾野が広いことで、幅広い商品に値が付き、荷が集まりやすくなる好循環を生んでいる。既に来年1月開催迄の出品枠が埋まっている状況だ。

1周年に当たる11月30日は、前日に箱単位で競る箱競りで350箱(1箱約20点)、当日に1点ごとやヤマでの競りで180箱が出品。午前にアンティーク、午後に現代物を競った。このように、商品ジャンルによって、競る時間帯を変えることで、買い手が参加しやすくしている。また、この日は1周年を記念してまぐろを現地で解体して、にぎり寿司が参加者に振舞われた。

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第573号(2023/12/10発行)4面

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