ウォッチニアン、クォークと経営統合

高級時計を中心としたブランド品の買取・販売事業を展開するウォッチニアングループ（以下：ウォッチニアン・東京都新宿区）にブランド時計の買取・販売を手掛けるクォーク（東京都台東区）が参画したことが12月1日分かった。

ロレックス専門店18店展開

クォークは1998年の創業。国内外に18店舗を展開するロレックス専門店を展開する有力企業。創業者の佐々木博之氏は引き続き事業運営に関与する予定と言う。ウォッチニアンは、海外への卸販売に強みがあり、クォークは国内小売りに強みを持つため、経営統合を通じて国内外での販売チャネルの強化につながりそうだ。

ウォッチニアンでは、買取販売店や買取専門店、古物市場を運営する企業やブランド品の買取販売や質事業を手掛ける銀蔵がある。グループの売上高は推定で300億円を超える規模と見られており、ブランドリユースの大手企業。今回、クォークがグループに加わったことで、より存在感が高まりそうだ。

第574号(2023/12/25発行)1面